アメリカの在宅看護と入院期間の短縮化!在宅RNは凄かった⁉️

このブログでも何度か「アメリカの入院期間は短い」どうお話しをさせてる頂いていますが、今日はその短い入院期間の裏にある、在宅看護についてご紹介したいと思います。  

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外来治療の盛んなアメリカ

アメリカの在宅看護には、ざっくり大きく分類して

①在宅医療看護
②在宅ホスピスケア

の二つに分類されています。つまり①の在宅医療看護は医療看護行為(RNによるアセスメント、注射、処置など)を多く必要とする患者さんに介入していきます。
②のホスピスケアは文字通り、終末期医療が中心となり、患者さんと家族の意向にできるかぎり寄り添いながらケアを進めていきます。アメリカをはじめ諸外国では宗教の信仰も大きく終末期医療に関わってくるので、ここは日本と少し違うところです。

ではどのように短期入院から①の在宅医療看護に繋がっていくのかみていきましょう。

例として、深部静脈血栓(DVT)でER→入院→在宅医療看護となった患者さんの一例をみながら、お話していきたいと思います。
DVTが見つかった場合、フィルター挿入や血栓溶解療法が行われるのが一般的な治療ですよね?日本ではしばらく入院して(⇨違っていたらすいません)、抗凝固剤の内服に移行。その後、状態が比較的安定したところで退院になる事が多いのではないでしょうか?この理由として、やはりPT・PTT・INRの経過をみたり、血管閉塞を起こしたりしてないかなど、重点的な経過観察が必要になるからだと思います。
アメリカの場合、この血液凝固の経過や血管閉塞の観察を含めて在宅で行っていくので、ER受診当日や翌日には家に帰る事も少なくありません。但し、肺塞栓症など更に重篤な場合は勿論別ですが…

病院での治療がひと段落すると、ケースワーカーを通して在宅看護の会社へ連絡がいきます。するとケースワーカから配属された担当RNが、在宅受け入れの為のアセスメントに行き、ドクターと抗凝固剤(注射や内服)や血液凝固の検査、また現在の状況について話し合い、治療方針を決めます。勿論、この最初のアセスメントによりRNが在宅ではなく外来治療で大丈夫だと判断した場合、在宅ではなく外来治療にシフトする事もあります。これらの事からお分かりのよう、RNの最初のアセスメントはかなり重要で責任があります。実際私もセカンドジョブでこのアセスメントナースとして働いていますが、細かなアセスメント力を求められるなぁと痛感しています。

今回紹介したのはあくまでDVTという一例ですが、外科術後の患者さんでも流れは同じです。早期退院が必ずしも良いかどうかは判断が難しいところですが、密な連携とRNの細かなアセスメントにより日本では入院期間の長い症例でも早期退院ができているのは事実です。在宅の現場で働くRNの仕事も、アメリカでRNとしてやりがいの感じれる新たな一面かもしれません。

ちなみに余談にはなりますが記録形態もネット社会アメリカならではで、家のパソコンから共有ファイルシステムにアクセスし、そこから記録をします。つまりポイントを押さえて情報収集していればRNも在宅で仕事がこなせるという事なんです。こういった合理的な一面を取り入れてスムーズに仕事を行うのも、ワークバランスの面で大切ですよね!?

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