合理的かつ画期的!?数を減らせば、飲み忘れも減る!!


皆さんは、アメリカにたくさんの混合薬が処方される事をご存知でしょうか?
病院で勤務する看護師にとって内服の管理は重要な業務の1つですが、同じくインシデントやヒヤリハットの多い業務である事も皆さん納得頂けるのではないでしょうか!?

高齢化社会が進むにつれて、糖尿病や高血圧、いわゆる生活習慣病が多い今、毎日沢山の薬を飲む事は簡単な事ではありません。特に在宅医療が進む今、数種類の内服薬を管理するのは大変な事ですね?

そこで今日ご紹介したいのがアメリカでたくさん使われている混合薬です。例えば血圧の薬にはβブロッカーやACE阻害薬・利尿剤等といったたくさんの種類がありまね?糖尿病の薬にも短期型・長期型などあり、一度に数種類の降圧剤や血糖降下剤を服用している患者様も多いと思います。

上記は一部の例ですが、アメリカではこれらの高血圧薬・糖尿病薬を含む多くの混合薬があり、とても便利だと思いました。仮に10種類の内服薬が混合薬により半分の5つになったとしたら患者さんの負担は全然違いますよね?

そんな中でも特に合理的だなぁと感じたのが、鎮痛薬です。ご存知のように痛みの感じ方は人それぞれで、第三者による痛みの判断はとても難しいものです。
例えば心臓外科手術の患者様、術後数日は中心静脈やSGなどを通して、麻薬やそれに類似した強い鎮痛剤が投与されると思いますが、離床を進めるにあたりラインは抜去され内服に移行していきますよね?
ですが麻薬やそれに類似した鎮痛剤の注射薬、とNSAIDS等の内服を比較した場合では考えただけで・・・痛々しい・・・患者様も歩きたくても歩けない(;_;)
のが本音ではないかと、常々感じていました。
ではアメリカの現場に本題を戻します。とにかく痛み止めの種類が豊富で

「オピオイド + アセトアミノフェン」

「アスピリン + アセトアミノフェン」

といった強力な内服鎮痛剤が、術後には処方される事が多いんです。先程の心臓外科手術後の患者様を例に挙げてみましょう。もちろん術後の経過も関わってきますが順調なケースの場合、

  • ①術後6時間以内に歩行
  • ②歩行後、SDU(HCUのような場所)等にダウングレード
  • ③術後3〜5日で退院

というケースも少なくありません。早期退院が全てではありませんが、いづれにしても、混合薬は色んな意味で合理的かつリスクとコストカットになるので、患者さんにとっても医療を提供する側にとっても有用なのではないかと思い、今日はご紹介させて頂きました

チリも積もれば山となる、日々の小さな積み重ねでコストカットを目指す事はとても大事な事です。ただ、それに加えて違う角度からコストカットを生み出す方法を考えると、医療費の削減そして患者さんの負担の軽減になる事を痛感しています(涙)

タイトルとURLをコピーしました