CKD in アメリカ事情!切実な慢性疾患に向き合うアメリカ社会🇺🇸

日本同様、アメリカでも慢性の腎臓疾患をかかえている人は多く、成人の約15%が慢性腎臓病にかかっていると言われ、約7人に一人が慢性腎臓病と言うことになります。さらに、慢性腎臓病を持つ10人中9人は自分が慢性腎疾患であることに気づいていないと言うことも報告されている事から、進行しないと気付きにくい疾患である事がわかります

アメリカでの報告によると65歳以上で38%、45〜64歳で13%、18〜44歳で7%の人が慢性腎臓病にかかっていると言われています。またご存知のように慢性腎臓病は生活習慣病である高血圧や高血糖との因果関係が強く、糖尿病患者の3人に1人、高血圧患者の5人に1人が慢性腎臓病を併発しているようです(涙)

慢性腎疾患が進行し人工透析や腎臓移植が必要な状態になるとend-stage kidney disease(以下ESKD)と呼ばれ、最も深刻な状態を意味します。アメリカでは約72600人
つまり1000人に2人の割合で、人工透析や腎臓移植を余儀なくされているようです。

ESKDとなり人工透析が必要になると日常性生活的にも不安が出ますが、そこで活躍するのがCNN(Certified Nephrology Nurse)とCDN(Certified Dialysis Nurse)になります。
CNN(Certified Nephrology Nurse)の資格申請には腎・泌尿器科にて最低3000時間の経験が求められ、それに加えて過去3年で30時間のCEU(continuing education)を腎・泌尿器でクレジットしている必要があります。
一方のCDN(Certified Dialysis Nurse)ですが、腎・泌尿器科でESKDの患者さんを最低2000時間以上、それに加えて過去2年で20時間のCEU(continuing education)を腎・泌尿器でクレジットしている必要があります。
CNNはCDNに比べるとより包括的にESKD患者さんをケアするスペシャリストであり、一方のCDNはより透析治療に特化した専門職であると言えます!

外来治療の盛んなアメリカでは外来透析センターも独立して存在している事も多く、早朝から透析治療を行ないます。そこでCNNやCDNが専門的な知識を活かして医師と連携をとり、透析オーダーの調整や生活指導を行なっているのです。日本にも認定資格として存在していますが、まだまだ認知度も低いイメージがあります。しかし今後はアメリカ同様、様々分野での専門性が問われるような時代になる思いますので、皆さんも今のうちから勉強されてみては以下がでしょうか?

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