呼吸はすべての始まり、EtCO2モニター使いこなして急変を防ぐ!

私たち看護師にとって患者さんの急変は、常に起こりうる可能性のある緊迫した状況ですね?その万が一に備え、BLSやACLSを習得しておく事はとても大切なことです。

以前の記事でもお話しましたが、アメリカの正看護師(RN)にとってわBLSは最低必要なライセンスとなります。また多くの病院ては、ACLSも必須としているところが多く、特に循環器病棟やER/ICUなど、より急変の可能性の高い場所ではACLSのライセンスを保持していないと働くことができません。万が一有効期限が切れた場合も、再度取得するまでは働くことができないので看護師はしっかりと自分で管理しておく必要があります!

今日はそのACLSについて少しお話ししたいと思います。2015年に大きな改訂があり5年経過しましたが、最新版のアップデートでさらに強調されたのがROSCに至るまでの重要な鍵となる、迅速な気道管理と適切な心臓マッサージですよね?

気道管理の中で特に私が重要だと思うのはやはりEtCO2センサーによるカプノグラフと二酸化炭素濃度のチェックです。この点が強調された事は、とてもよかったと思います。バックバルブマスクにつける簡易型のセンサーもだいぶ普及が進みましたが、皆さんの勤務する病院ではいかがでしょうか?少なくともER/ICU/カテ室などの救急カートには常備されていますか!?最近では酸素カニューレから直接EtCO2を測れるチューブまでも出ており、より身近なものになってきましたね?

EtCO2測定可能なネーザルカニューラに関してはこのリンクを参照にして下さい

急変時に限らずカップノグラフのモニタリングをする事は呼吸状態の変化を見るとても重要な指標になり、ベッドサイドモニタを通してモニタリング出来るようになれば、早期に患者さんの急変に気づくことができるようになります。

この写真にある酸素カニューレはご覧のように二本の管からできています。一本は酸素を通し、通常の酸素カニューレの役割を果たします。もう1本の方はベッドサイドモニタへつなぐことで、二酸化炭素濃度とカプノグラフを表示することができます。

呼吸の状態を評価するとき、どうしても酸素飽和濃度に目が行きがちですが、体内の二酸化炭素濃度を知ってこそ、正しい呼吸の評価ができるのではないでしょうか?もうすでにこのような酸素器具を使用している施設もあるかと思います。酸素療法に置いてより新しい酸素器具を探している施設があれば、是非検討されてみて下さい。

またACLSガイドラインのアルゴリズム和訳の為、少し理解が難しい箇所もあります。最新版ではDVD付 のものも販売されており、イメージしやすくとてもわかりやすくなっています。院内でACLS教育に取り組まれている方がいらっしゃれば是非参考にされてみて下さい!

 

コメント

  1. WearieHaT より:
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