呼吸ケアのスペシャリスト、アメリカのRT(呼吸療法士)と日本の呼吸療法認定士

これからアメリカ看護師を目指そうとされている方、今現在目指している方に少しでもお役に立てればと思い書いています。あくまで個人的な経験をもとに書いていますので、ご理解お願いします。

今日はRNの仕事ではないのですが、RNの大切なパートナーRT(Respiratory Therapist )呼吸療法士の仕事についてご紹介したいと思います
日本でも多くの医療従事者の方が、呼吸療法認定士資格を保有している、もしくは目指されていると思います。呼吸ケアはどのような患者さんにも大切な事なので、多くの医療従事者が呼吸療法認定士を目指されている事はとても良い事ですね?私も日本で呼吸療法認定士の資格を取得しましたが、アメリカの認定士とは大きく役割が違う事を目の当たりにし、驚いています。
まず一番の違いは『RT:呼吸療士が独立した資格』である事です。PTやOTのようにセラピストとして働いており、ネブライザー治療や酸素療法など呼吸に関わる多くの事を管理しています。特に集中治療領域となると、医師の指示のもと、挿管や呼吸器設定また穿刺による動脈血採取と集中ケアには欠かせない業務を行ってくれます。よって集中治療領域では特に、RNはRTと密に情報を共有する事がとても大事だと思っています。またこれは病院の規律にもよるかもしれませんが、ラピッドレスポンスやコードブルーが発生した場合、心臓マッサージやパックバルブマスクによるA:air way B:breathing C:circulationの管理を率先してくれるので、看護師はACLS 薬剤の投与や特殊薬ドリップをなどの全身管理に集中する事ができます。
ここで少しRNの仕事に話題を戻してみたいと思います。と言うのも、RTの役割をみると「じゃぁ、ICUでRNは何するの?」って思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?一言で言うとやはり「全身管理」です。RTは主にABCに関する事をマネージメントしてくれますが、全身状態を把握しどんな循環作動薬が必要か、また鎮静はかけた方が良さそうかなどはRNがドクターから指示を貰います。なのでABCを考慮した上での全身状態の把握と、次に何をするか考えていないと患者さんが悪くなってしまうのは御察しの通りですあくまで全ての責任はRNにあります、それだけ責任重大なんです
個人的な意見ですが、アメリカのRTの役割はとても合理的だし救命率の上昇に繋がっていると思います。日本の呼吸療法認定士もアメリカのように幅広く活動できる日がくる事を、切に願っている今日この頃です今のうちに呼吸療法認定士を目指してみませんか?

タイトルとURLをコピーしました