Sepsis(敗血症)スクリーニングやってますか!?身近に潜むSepsisって??

Sepsisと聞くとseptics shock つまり重症な患者さんをイメージされる方もいらっしゃるかと思いますが、急性期の患者さんをケアしているとSepsisって結構身近に起こっているんです。ちなみにここでいう急性期とはICUのような集中ケアが必要な場所はもちろんの事、DOUもしくはStepDownUnit(日本でいうHCU)急性期から回復中の患者さんをケアする回復期病棟の事を言います。 

では、どのようにアセスメントしているかを見ていきましょう。アメリカの病院では各シフト、つまり日勤と夜勤で一回ずつはSepsisスクリーンを行い、異常の早期に努めるという流れが定着しています。主にスクリーニングは2段階に分かれており、1つめのアセスメント項目は以下の通りです。

⑴Suspected infection and two or more

  • Temp>38 or Temp<36
  • P>90
  • WBC>12000 or WBC<4000
  • R>20
  • Paco2<32
  • Altered mental status

上記項目2つ以上で、感染を示唆する兆候

例)痰の性状の変化、新しいカテーテルの挿入、傷(創)の有無、機械の装着や挿入など。

ご覧頂けるよう1つ目のアセスメントはSIRS(全身性炎症反応症候群)があるか否やを見分けるアセスメント項目で構成されています。この理由としてPaCO2とWBC以外は身近に得る事のできる情報であり、「何か変だな?」と感じた時に数分あれば得る事ができます。

上記項目で2つ以上当てはまったら、2つ目のアセスメントに移ります。この2つ目のアセスメントは病院のプロトコルによっても若干の違いがあるようですが、今回は下記の項目を参考にしてみたいと思います。

⑵Proceed with

 ・Cardiac monitor(モニター装着し、心電図の確認)

 ・BP MAP P R q15 and temp hourly until stable

  状態が安定するまで、15分毎に血圧と脈圧のチェック、1時間おきに体温測定施工。

 ・Oxygen to maintain 90

  SpO2、90%を維持する

 ・Blood culture X2

       血液培養を異なる2箇所から採取

 例) 抹消血と中心静脈。抹消だけの場合は異なる二カ所から15分間隔で採取。

通常、⑴と⑵を合わせたものが院内プロトコルとして作成されており、⑴の条件を満たした夜間などの緊急時は医師の指示なくしても⑵を施工し、いち早くSepsisの原因究明をしていく流れになっています。勿論可能な限り医師への報告も欠かしません。


病院によっては「コードsepsis」をコールし、専門チームの助言を受ける場合もあります。様々な「コード〇〇」に関しては以下の記事を参考にしてみてください。

Sepsisスクリーニングはとても簡単にでき、急変を防ぐとても有用なツールです。バイタサインを測定した時、一瞬立ち止まりスクリーニングするくせをつけると、急変を防ぐ事が可能になるかもしれませんね??

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